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“五指に入る”疲労感の少なさ

スケッチャーズのランニングシューズを“あえて”選ぶ理由

author: 南井 正弘date: 2022/07/23

スケッチャーズといえば、テレビCMで頻繁に放映されているようにカジュアルシューズやウォーキングシューズのイメージが強いかもしれない。しかしながら最近人気上昇中なのが、ランニングシューズだ。先行ブランドと比較しても勝るとも劣らぬ高い走行性能を有しており、最高峰モデルはフルマラソンで2時間10分を切るようなトップアスリートも愛用。現在では、ビギナーランナーからワールドクラスランナーまで対応する数々のモデルが揃っている。

スケッチャーズがランニングカテゴリーにも進出

「SKECHERS GO RUN Razor Excess」

ご存じのようにスケッチャーズは、その独特のカジュアルテイストとトレンドのデザイン、コンフォート性を高次元で融合したことから、世界屈指のカジュアルフットウェアブランドへと成長したが、最近ではランニングカテゴリーにも進出し、着実にシェアを拡大している。

その理由としてはカジュアルシューズで培った快適な履き心地をランニングシューズにも継承し、それに、超流体技術を応用したスケッチャーズ独自のテクノロジーである「Hyper Burst(ハイパーバースト)」ミッドソールや自動車用タイヤで有名なグッドイヤー社のラバーコンパウンドを用いたアウトソールを採用することで、優れた走行性能と快適性を両立している。

また他のスポーツブランドのランニングシューズと比較すると、洗練されたスタイリッシュなデザインなので、ランニングはもちろん、カジュアルシーンにも対応。スリップオンのウォーキングシューズなどと違って、コレ1足でスポーツシーンでも活躍してくれるのが嬉しい。

デザイン性が高いので、ランニングはもちろんカジュアルシーンにも対応

これまで履いたランニングシューズでも“五指に入る”理由

あえて先行ブランドのランニングシューズではなく、なぜスケッチャーズのランニングシューズを選ぶのかという最も大きな理由が、「Hyper Burst」ミッドソールを使用したことによる優れたクッション性と反発性。

一昔前はこのふたつの機能性を両立することは困難であったが、最近では各ブランドがさまざまな方法で、クッション性と反発性を高次元で兼ね備えることを可能としている。

「Hyper Burst」ミッドソールを使用したことによる優れたクッション性と反発性

スケッチャーズの「Hyper Burst」は、特に高いレベルでそれを実現しているのと同時にソフトな着地感と高い安定性も兼ね備えていることから、脚部全体に優しい。その証拠に、これまで速めのペースで走った翌日は、太ももやふくらはぎに張りが感じられたものだが、「GO RUN Razor Excess」で走った翌日は疲労感がほとんどない。

このシューズよりも効率よく速いペースで走ることのできるシューズも存在するが、疲労感を残さないといった点では、これまで履いたランニングシューズでも五指に入るレベルである。

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ランナーズパルス編集長
南井 正弘

1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドのプロダクト担当として10年勤務後ライターに転身。「フイナム」「SHOES MASTER」「OCEANS」「価格.comマガジン」「家電ウォッチ」を始めとした雑誌やウェブ媒体においてスポーツシューズ、スポーツアパレル、ドレスシューズに関する記事を中心に執筆している。 主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。「楽しく走る!」をモットーに、ほぼ毎日走るファンランナー。ベストタイムはフルマラソンが3時間50分50秒、ハーフマラソンが1時間38分55秒。
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