2021年、ランナーにとってGPSウォッチはマストアイテムといっても過言ではない。無料で使えるスマートフォンアプリもいくつかあるが、スタート、ストップetc.操作するたびに、いちいちポケットから取り出したりするのも面倒で、その際に落としてしまったりという場面を目撃したことも珍しくない。最近ではお手頃なGPSウォッチも登場しているが、ギアにこだわるランナーは、機能性だけでなくデザインや質感にも妥協しないものである。
チタニウムのケースは肌が弱い人でも使いやすい
アウトドアからランニングのロードレースまで、幅広いシーンで活躍するスントのGPSウォッチは、フィンランド発祥のブランドだけに洗練されたデザインも大きな魅力。GPSウォッチに対して機能性だけでなく、デザインや高級感にも一切の妥協をしたくない自分が選んだのが、スントの最新作である「スント9ピーク グラナイトブルー チタニウム」(8万2390円)だ。
その名の通りに本体に軽量かつ独特な質感のあるチタンを使用した1本で、今春の発売以来、入荷即完売を繰り返した人気モデル。9月にようやく手に入れることができた。スチール製モデルもラインアップされるが、その価格差は1万1000円なので、カラーリングも気に入ったこちらをセレクトした。
血中酸素濃度も計れるセンサー搭載
自分がスント9ピーク グラナイトブルー チタニウムを選んだ理由のひとつは、スントの歴代製品を愛用してきて、その機能性に信頼を置いてきたから。そして、このモデルではスントならではの機能性と高級感、スタイリッシュなデザインに加え、コンパクトさと軽量性もプラスされている。
シリコンバンドで汗にも強い
同じスント9という名前が付けられるが、これまでのスント9 バロなどと比較するとサイズはかなりコンパクトかつ、重量も大幅に軽量化された。さらにチタニウムは金属アレルギーになりにくいことでも知られており、肌の弱いユーザーも安心だ。8月まではApple Watch series 6やカロスのApex Proをメインに使用していたが、今はこのモデルをほぼ毎日使っている。
ランニングからハイキングまで多様なアクティビティに使える
スント9ピーク グラナイトブルー チタニウムを買ってよかったのは、まずデザインがスタイリッシュなので、ビジネスシーンやドレッシーな装いにもマッチすること。時計としての質感もスポーティ過ぎず、かなり落ち着きがある。
それとバッテリーの持続時間が長く、週に1度ほどの充電で問題なく、これは基本的に1日に1回は充電しないといけないApple Watchとは対照的だ。ランニング時の使用においても小さくて軽いので、腕振りを妨げないのは本当にありがたい。これ1本でライフスタイルシーンからランニング、ハイキングを始めとした様々なアクティビティに対応してくれる。
高度計など、多彩な機能的でアクティビティをサポート
予算にゆとりがあるなら、4~5万円程度のGPSウォッチを買うよりも、思い切ってスント9ピーク グラナイトブルー チタニウムを購入したほうが、最終的な満足度は高いと思う。
製品貸与:スント