働くクルマの代表格軽トラは、遊びクルマとしても超優秀! 荷台にキャリアを付ければ、ハンモックだって楽しめちゃう。おうち生活の遊び場にもなるスーパーカー、いざとなったらこのまま移動もできます!
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Beyondのディレクター、早坂のクルマは三菱の『ミニキャブトラック』。日本全国で走っている“働く”軽自動車だ。これまではこの軽トラで新車の試乗会に行ったり(目立つ)、アウトドアの撮影に行ったり(馴染む)、仕事はもちろん、遊びにも使ってきた。緊急事態宣言中は外出することが少なくなったので、ミニキャブトラックの出動はほぼ無し。ならばと、軽トラの荷台に取り付けたハードカーゴ キャリアにハンモックチェアをセットして、即席のブランコにしてみた。
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選んだのはENOの『Lounger Hanging Chair』。ハードカーゴ キャリアにジャストフィットし、その様はまるで純正品のよう。ハンモックチェアの耐荷重は約113kgなので、大人が乗っても問題なし。図らずも我が家に誕生した軽トラ公園。今はブランコだけだが、「ハンモックチェアが付くならアスレチック用のスイングやラダーもいけるのでは? 3面にコンパネを固定して、ボルダリングのホールドをセットすればクライミングウォールにもなるかも」など、アイデアは尽きない。
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ハンモックチェアを取り付けたことで、自然と家族が集う場所となった軽トラ。ブランコ代わりに遊ぶ子どもたちの安全を見つつも仕事をするために、オンウェーのスリムテーブルセット/USとイージーハイテーブルを置くと、もうこれでいいじゃん…と思うほど十分な青空オフィスが出来上がった。
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この軽トラは青森の実家で、リンゴ農家の働くクルマとして使われてきたものを譲り受けたもの。東京に来て、まさかブランコが付いた遊び場になっているとは夢にも思うまい。その軽トラのポテンシャルを十二分に引き出しているのがハードカーゴ キャリア。木材やハシゴのような長い荷物の運搬ほか、よじ登って遊んだり(自己責任)、ハンモックを取り付けたり(メーカー想定外)と非常に優秀。オプション品の幌を付ければ仮眠スペースだってできちゃう。どの軽トラにも取り付けることができるので、働くクルマの利活用を考えている人におすすめ◎。