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“ついで”にやるから続けられる!

ヘアドライも美容も1台でこなすドライヤー

author: 田中真紀子date: 2022/01/10

白物・美容家電ライターとして、数多くの美容家電を試してきたし、使い続けることでそれなりに変化が得られることも実感している。たとえば導入美顔器を使えば、お肌はなめらかに感じられ、EMS美顔器を使えばフェイスラインが変わって見える。またRF美顔器を使うと内側からハリが感じられるようになってくる。

美と健康を保つには高い意識が必要?

分かっている。分かっているけれど、同時に実感したのは、使い続けることの難しさだ。その理由はさまざまだが、筆者の場合は、忙しくなるとすぐに美容に対するプライオリティが下がってしまうことだろう。美容家電を使う時間など10分あれば十分かもしれないのに、それをやる時間すら惜しいと思ってしまう。結局のところ、そこを惜しまない人が、美と健康を保ち続けられるということだ。

業務用美容機器も手がけるヤーマンならではのドライヤー

ところがそんな面倒くさがりでも、無理なく使い続けられる美容家電が存在する。それは「毎日必ず行うこと」と一緒に使えるというものだ。たとえば毎日顔を洗うから、たまには電動洗顔ブラシを使って毛穴をすっきりさせる、化粧水は手で塗らず、お肌に浸透させてくれる導入美顔器を使う、そして髪を乾かすときは付加機能のあるドライヤーを使う、といった具合だ。

そして今年、リリースを見て飛びついたドライヤーがヤーマンの「リフトドライヤー」(実勢価格5万5000円)だ。ヤーマンはもともとエステサロン向けの業務用美容機器も手がける会社なので、最新技術を家庭用に採り入れるのが早いし、パワーも「業務用レベル」をうたうものが多い。しかも1台でいろんなケアができるので、お得感もあったりする。このリフトドライヤーも、ただのドライヤーでないのは間違いない。

音波振動とイオン導入、赤色LEDでお肌と頭皮をケア

リフトドライヤーは、お風呂上がりの髪を乾かすついでに、フェイスラインと頭皮のリフトケアができる美顔器機能搭載のドライヤーだ。吹き出し口に「リフトヘッド」を取り付けると、リフトケアモードに切り替わり、低温風と音波振動、イオン導入、赤色LEDでケアができる。実際に使うと、音波振動とともに少しピリッとした刺激が心地よく、フェイスラインや頭皮を引き上げるように使うと、スッキリ感が味わえる。

フェイスライン、頭皮を整えたら、最後に髪を乾かす……、と一連の流れで使えるのがいい。ドライヤーの熱は約60℃の低温ながら、2.2m3/分の大風量と頭皮に届く直進性のある風ですばやく乾かせる。さらにイオンリセットテクノロジーも搭載し、髪にツヤとうるおいをもたらしてくれるなど、ヤーマン独自のアプローチで美髪効果も期待できる。ドライヤーをかけるついでに、顔と頭皮を引き上げ、髪を乾かしながら美髪も叶える。まさに使い続けたくなる要素が詰まっている。

頭皮ケアしたい男性にも使ってほしい

このリフトドライヤーが続けやすいもうひとつのポイントとして、温風と振動の心地よさもあるだろう。実際、頭皮に当ててみると、長時間パソコンに向かっていた緊張感がほぐれるような気持ちになり、自分がいかに頭に疲れを感じていたのかがわかる。そういえば、テレワークやマスク生活により、表情筋や頭皮が硬くなっている人が増えていると聞くし、何かしらの影響は受けているのかもしれない。

そう思って今は、リフトドライヤーで頭頂部から側頭部、後頭部まで念入りにケアする日々。美顔器というと女性が使うイメージが強いかもしれないが、このリフトドライヤーは、ぜひ頭皮をケアしたい男性にも使ってみてほしい。

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白物・美容家電ライター
田中真紀子

家電を生活者目線で分析し、雑誌やウェブ、テレビなど幅広く発信する専門家兼ライター。家電の最新情報をキャッチするとともに、日々多くの家電を使いこなし、暮らしをより快適にする採り入れ方を提案している。2021年2月、家電を中心に人が集まる場所として「家電サロン」を開設。
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