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イシヅカユウ、ぱーてぃーちゃん信子、長谷川彰宏の「今月のサバイブ術」

「鬼強メンタルになりたいです」

author: Beyond magazine 編集部date: 2024/09/11

ユース世代から募ったリアルなお悩みを、モデルのイシヅカユウさん、お笑いトリオ・ぱーてぃーちゃんの信子さん、画家・僧侶の長谷川彰宏さんに聞いてもらう連載企画「今月のサバイブ術」。さまざまな不安や生き辛さが渦巻く今をサバイブするヒントを探ります。

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「最近異動してきた同部署の人と壊滅的にそりが合わないです。年上の男性なのですが、常に高圧的でディスカッションできる状態ではありません。ただ、その人の方が圧倒的に知識があり、スキルも敵わないので、一方的に言い負かされて毎日こっそり泣いています。どうしたら鬼強メンタルになれるでしょうか……?」

(Aさん・30代)

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本当にお疲れ様です!! 今までよく頑張ったと思います。

でもそれは「そりが合わない」のではなくてパワーハラスメントを受けているので、会社内、もしくは外部の相談窓口に相談して頂きたいです。いくら知識やスキルがあっても、高圧的でディスカッションもできる状態にない上司の元で働くことは、心身の健康などにおけるリスクが高すぎます。

また、その上司自身も、そこまで高圧的であるということはもしかしたら何かしら心身の健康を損なってしまっている可能性があります。そういった状況のまま働いて、なんとか今は業務を遂行できていたとしても近いうちにその職場は機能しなくなるでしょう。

相談窓口に相談することで、自身も上司も、職場の環境も救われると思うのです。そういった窓口に相談する勇気こそ、鬼強メンタルを手に入れる第一歩です。

また、毎日こっそり泣いているような環境に居続けていたということは、かなり心に負担がかかっていると思います。メンタルクリニックやカウンセリングなどに行きましょう。

メンタルクリニックやカウンセリングなどに行くことは、未だにネガティブなイメージがあると私は思うのですが、体に不調があったら病院にかかったり、健康診断を受けたりするのと同じように、とても大切なことだと思うのです。

少しでもそういった不安だったり、心に負担がかかったなという時は、無理せずにそういったところにかかることをお勧めします。

本当はAさんの上司も、そういった機関にかかるべきだと思うのですけどね。

イシヅカユウ

静岡県浜松市生まれ。フリーランスのファッションモデル・俳優。さまざまなブランドのファッションショーや広告に出演するほか、2021年には短編映画『片袖の魚』でスクリーンデビュー。主演映画『Colors Under the Streetlights』が12月13日(金)からテアトル新宿にて公開予定。

Instagram:@yu_ishizuka
X:@ishizukayu

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おっけ、わかった。鬼強メンタルも最強スキルも手に入れよ⤴︎⤴︎

その人がどんだけできる人か分かんないけどさ、うち人間性終わってる人なんか人間として抜かせないわけないと思ってるんだよねww

そもそも鬼強メンタルなんか簡単というか、そんな誰からも本当に愛されてないやつ(勝手に極悪非道でキモいやつに設定しちゃってる笑)の言葉に泣く必要なんか無いのだよ🥳🥳

なんか嫌味なこと言われても「ふーんっうちの方が愛されてるもーんっ」「ふーんっうちの方が長生きできるからあんたよりスキル伸ばせる時間あるもーんっ」て思いながらはーいって反省してるフリして、そいつ泣かせるくらいスキルこっそり伸ばしちゃえ💕

ほんで、圧倒的スキル手に入れて立場逆転した時にボッコボコに精神追い込んでぐちゃぐちゃに崩壊させてやろ😘💕(←うちやな奴に誘導しがちだから気をつけて笑)

なんでそいつは嫌な人間性になったんだろうね🥺 知識もスキルも手に入れてても、人望なかったら発揮できないのにね🥺 可哀想な人なんだよ。きっと大好きな彼女、又は妻にも浮気されて、友達と呼べる人なんかいなくて、信じられるのは自分だけだったりするんじゃない?? だから弱い自分を守るために虚勢はって強く見せたい情けないやつなのかもよww

あとこれは内緒だけど、そいつきっとお珍珍ちっちゃいよ☺️ 男のシンボルがちっちゃいのは自信失っちゃいそうだよね☺️ だから全力で可哀想だと思ってこっちが大人になってあげよう‼️

逆にラッキーじゃん💖💖 そいつがいる限り反骨精神でスキル身につける原動力になるんだよ💖💖 毎日会うなら毎日やる気スイッチ入れれて、毎日何か手に入れれるんだよ!! 心の中で、逆に嫌な奴でいてくれてありがとな!! 本当に困った時誰も助けてくれないし、うちも助けないけどお前がいるから人に優しくなれるし最高の反面教師様ですわーって見下しとこ⤴︎⤴︎

うちら女子はみんな各地で戦う最強美少女戦士なのだ💅💅 大丈夫、仲間は各地で戦ってるけど同じ地球にいる💖💖(←え、意味わかる?? もっとうちが語彙力あったら伝えたいこと伝えれるのにぴえんすぎ)

で、疲れたら友達に愚痴こぼして聞いてもらって、美味しいもの食べて、自分にご褒美買って、またそいつとの戦場に繰り出そう🥳🥳

失敗しても、もう二度と同じ失敗しなきゃいいだけだから、あとは伸びるしかないんだよ🥳🥳 今あなたは成長するチャンスなんだよ🥳🥳 だからくよくよしてる暇は無い‼️ さあ、最高のスキルと最高の職場を手に入れるための見下しライフのスタートだ‼️(笑)

信子

大分県大分市出身。お笑いトリオ・ぱーてぃーちゃんのボケ(思い立ったことをすぐに言う) 担当。ラジオアプリGERAにて『ぱーてぃーちゃんの絆Nightふぃーばー』を毎週金曜日に更新。

Instagram:@nobuko_0801
X:@n0bush1

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僕もメンタルよわよわの人間ではありますが、本質的に“メンタルが強い”という状態は存在しないのだろうな、というのが最近の考えです。

メンタルが安定している人というのは、“メンタルを不安定にさせる要素がその人の周囲に無い”というだけなのではないかと思うのです。

なのでメンタルは“強い”というより“安定している”ことを目指すべきなのではないかしらと思っております。そしてそのためにはメンタルに悪影響がある物事を遠ざけるというのがもっとも手っ取り早いだろうと思います。

しかし、相談者さんは現在、それが仕事であるが故に個人の力では中々遠ざけることも出来ないという状況でしょうから、泣いて当然です。

俺も仕事仲間とそうなっちゃったら、ぴえんちょ! って泣く以外やりようを知りません。

投稿者さんのその状況はちゃんと辛いです。

なので気休め程度のことしか言えないかもしれませが、一つだけ提案があります。それは“徳”という概念からその同僚をもう一度見てみてはどうか、ということです。

我々は仕事の出来不出来を、“能力の高さ”や“知識の多さ”、“議論の上手さ”などによって計ります。そして仕事現場ではその評価がそのまま“人”の上下関係にスライドして当然かのような空気が流れることがあります。

しかし私はそうは思いません。“仕事が出来る”ことは“人が出来ている”ことを意味しません。

僕なんかの“徳-最下層”の人間が言えることはなんもないですが、しかし他人に威圧的で抑圧的であるという同僚のその言動はちょっと徳低めです。

“徳”が高いか低いかということと、“優秀さ”はまったく関係ないので、「この人仕事が出来るな」という評価と、「でもこの人徳低いな」という評価は両立します。

そういう目線で一度観てみると、なんだかその同僚の“徳”の低さをそのまま受け取るのがちょっとバカらしくなれるかも知れません。

もちろん、その同僚から受けるストレスの解決にはなんにもならないかも知れませんが“徳”を軸に一度まわりの仕事仲間を見直してみると、また少しだけ職場の見え方が変わり、そして自分の人生の方向性が出るかもしれません。

長谷川彰宏


三重県津市生まれ。天台宗系の寺院に生まれ、12歳の時に得度(出家)。現在は東京藝術大学院美術研究科に所属し、現代アーティストとして活躍する。仏教思想や仏像の造形にインスピレーションを得た作風が特徴。
Instagram:@akihiro_hasegawa_jp
X:@Akhr0g

Text:イシヅカユウ信子(ぱーてぃーちゃん)長谷川彰宏
Illustration:an
Edit : 山梨幸輝

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Beyond magazine 編集部

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