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マネしたくなるテクニックが満載

プロテレワーカーたちのお仕事スペース大公開 ~前編~

author: Beyond magazine 編集部date: 2021/06/13

慣れないテレワークに戸惑うみなさん、逆に理想の仕事場は自宅にこそ作れます! 
というわけで、長年テレワーカーとして活躍してきた4名に、個性あふれるこだわりのデスクを見せてもらいました。

社会は大きく様相を変え、毎日の出勤はスタンダードでなくなった。「家族がいるし、急に在宅で仕事をしろと言われても…」、そうつぶやくビジネスパーソンは多い。しかし、住めば都というか、理想の職場を自宅に構える「テレワークのプロフェッショナル」たちがいる。

 つまり蛇の道は蛇、というわけで自宅を仕事場として活用している達人4名にテレワークスペースを見せてもらった。

 デジタルガジェット、アウトドアギア、こだわりの素敵なインテリア、究極のミニマムスタイルなど、テレワークのベテランたちが試行錯誤したアイデアが満載。仕事への集中を意識した部屋か、遊び心を満たすか、テレワークスペース作成時のヒントになるだろう。

 また動画によるオンラインコミュニケーションで話題の「ZOOM」に使えるバーチャル背景もピックアップしているので、ぜひ活用してもらいたい。

テーマは.....

動画特化型の
情報コクピット

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テレワーク歴12年という小山さんは、デスク中心に設置された巨大モニターが特徴的。「仕事は執筆・企画が中心のため、情報収集しやすいようPCやiPadなど複数画面が同時に見られるようにしている」とのこと。他にも、ぞれぞれSNS用や動画視聴用など役割をモニターで分けている。一方、集中したいときには部屋の電気を消し、デスクライトのみにして、スポットライト的に手元だけを照らせるよう工夫が施されている。

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テレビ会議や動画配信のために、音声入力はコンデンサマイクをアームスタンドで設置。また、全体の音声には「HomePod」を二台、テレビ会議には環境音もきちんと聞こえるように骨伝導イヤホンを。耳を塞がないので、長時間の打ち合わせでもストレスが軽減されるのが気に入っているポイントだ。さらにカメラ入力を素早く切り替えられる「ATEM Mini」を駆使し、手元でPC画面やiPad画面にカメラ2台をスイッチングしながら動画配信できる。

名古屋商科大学大学院准教授
小山龍介さん
『IDEA HACKS!』から始まるライフハックシリーズ著者。名古屋商科大学大学院准教授。京都芸術大学博士課程在籍。


テーマは.....

趣味兼仕事の
モバイルスタイル

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28年前から編集部で徹夜仕事を続けてきたが、出張先や自宅で原稿を書くことも多く、水槽を置いたり、ラジコン飛行機を作ったりと、趣味兼仕事のスペースを自宅に確保する。「モバイルデバイスが好きなので、MacBook Pro、iPadを中心としながら、LGの5Kディスプレイに、キーボードはPFUの『HHKB』、マウスはLogicoolの『MX Master』と作業に使うのは気に入ったデバイスのみです」というこだわりぶり。

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数多くの仕事用デバイスやレビュー用の機材を充電するため、電源はアクセスしやすい場所へ大量に用意している。紙の資料は「ScanSnap iX1500」で全部スキャンして、クラウドに保存。背後には、存在感ある趣味のラジコン飛行機とミニベロが。ラジコン飛行機は、バルサの棒や板のキットから1年かけて作った、エンジンで実際に飛ぶもの。仕事道具と趣味のアイテムが詰まった在宅ワークスペースになっている。

『flick!』編集長
村上タクタさん
趣味雑誌編集者。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、海水魚とサンゴ飼育誌、ガジェット誌を600冊以上編集。


テーマは.....

どこでも仕事な
自宅ノマド!

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テレワーク歴4年の早坂さんは、「サラリーマン編集者をしていたときも、フリーランスの今も、自分のデスクまわりをテリトリー化するのが大好き。だから、どんな場所でもマイオフィスをパッと作れます」とのこと。この和室だけでなく、軽トラの荷台、物置などにもサテライトオフィスを構えているというから驚きだ。「所変われば俺変わる。で仕事の内容ごとに場所替えして、気持ちを入れ替えています!」。……達人すぎない?

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Web会議が多いので、スマホに美白効果がある(ありそうな)LEDライト付けているのがポイント。「どうです? きれいでしょう。ちょっと眩しいけど、美への努力です(笑)」。また、ずっと座っていると腰がツラいので、立って仕事できる三脚PC台を導入している。もともとはプロジェクター用で、Amazonで1500円ぐらいとのこと。

Beyond ディレクター
早坂英之
モノレビュー誌『MONOQLO』『家電批評』の副部長職を経て独立。版元時代に働きすぎてぷっつん。座右の銘は「のび太になろう」。


テーマは.....

秘密基地感のある
スタンディングオフィス

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テレワーク歴11年。「在宅ワークは集中しすぎて気分転換が難しいから、スタンディングデスクが欲しかった」ということで、スノーピークのアウトドアテーブルを重ねて可変式の2段デスクを自作。チェア代わりのバランスボールも仕事中に腹筋するなど、体を気遣って。またカーキカラーがマイブームらしく、デスク横の突っ張り棒と有孔ボードも、自作でカーキに塗る徹底ぶり。手持ちのキャンプギアを部屋に散らかし、ミリタリー感のある仕事部屋を作っている。

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カーキつながりでハマった「ザク」のガンプラがお気に入り。特に1/60スケールを寵愛し、Apple Pencilや腕時計、USBケーブルを引っ掛けて遊んでいる。デスク隣の有孔ボードは、2×4材で自作できる「ラブリコ」を使い、お気に入りのギアを飾るスペースに。仕事柄、モノが増え続けるので、「いかに部屋を圧迫せずにカッコよく収納できるかが腕の見せどころ」とのこと。

Beyond ディレクター
三宅 隆
家電・時計・ホビー・アウトドア・フィットネスなど、雑食系エディターとして気の向くままに好きなモノや情報を収集、発信中。

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Beyond magazine 編集部

“ユースカルチャーの発信地“をテーマに、ユース世代のアーティストやクリエイター、モノやコトの情報を届けるWEBマガジン。
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