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日本の文化が流行し始めたオーストラリア

教えて! 世界の物価事情 about Sydney

author: Beyond magazine 編集部date: 2024/08/09

海外旅行へ行きたい? 海外で生活したい?
 
そんな人へBeyond magazineが送る、各国のイマの物価がわかる連載「教えて! 世界の物価事情」。第3回は、オーストラリアのシドニーをピックアップ。今回は、シドニーの大学院に通うJamesさんに、現地の物価事情と、現地の若者に人気のカルチャーを教えてもらいます。
 
※1AUD=94円換算。本稿執筆時点。

1040〜1080AUD以上(9万7760円〜10万1520円)
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僕は高校生のときからの友だち1人と、シドニーの街の近くでルームシェアして住んでいます。シドニーの物価はものすごく高く、僕はまだ学生でお金がないのでボロボロの家に住んでいます。週230AUD(週2万1620円/月8万6480円)なのでかなり安い方です。現在、シドニーで部屋を探すなら、一人週260〜270AUD(週2万4440円〜2万5380円/月9万7760円〜10万1520円)以上が当たり前になってきました。

シドニーの天気は最近雨ばかりで、僕の家は雨漏りがたくさん起こるので、ほぼテント暮らし状態です(笑)。もうすぐで住み始めて1年になるので、引っ越しを考えています。だけどどこも高いので、探すのが大変です。

ちなみに、僕の住んでいる地域(Marrickville)は若者にとっては住みやすい、少し人気のある地域だと思います。確かどこかのランキングではシドニーで一番かっこいい郊外と紹介されていたのを覚えています。パブ、カフェ、ボルダリング、ジムなど、昔の工場の建物をそのまま使ったユニークでかっこいい施設が多いです。

Sydney Tips

✔︎家賃は週払いのところが多い。
✔︎オーストラリアでは、給料も週払いが一般的。

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歯ブラシ1個 4.65AUD(437円)、3個入り 9.35AUD(878円)

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トイレットペーパー18ロール 10.30AUD(968円)

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ティッシュペーパー1箱 4.75AUD(446円)

電車4AUD〜(376円〜)

シドニーでは、チャージ式ICカード「Opal card(オパールカード)」を使って公共交通機関に乗ります。日本の「Suica」などと同じように、タッチして使います。電車以外にも、バス、電車、フェリーなどに使えます。

電車を利用する場合、一番近くても4AUD(376円)はかかるかな。

Sydney Tips

✔︎ 電車は最低4AUD〜。
✔︎ 公共交通機関を利用する場合、日本のSuica のようなチャージ式ICカード「Opal card」を使用すると楽。

カフェ

アイスカフェラテ1杯5AUD(470円)、おにぎり1個7.50AUD(705円)

今、オーストラリアでは日本文化(日本食やファッション)がかなり流行ってきています。日本風のカフェなどが多くなってきていて、おにぎりや日本のケーキ、抹茶カフェラテなど昔なかったものが今はあります。

自炊

1.5L水4.50AUD〜5.50AUD(423円〜517円)

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パン4.90AUD(460円)

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エリンギ4.99AUD(469円)

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スナック菓子1袋5.50AUD(517円)

外食すると高いので、スーパーなどで食材を買って自炊した方が食費をおさえられます。

Sydney Tips

✔︎ コーヒーは1杯最低でも5AUD(470円)ほど。
✔︎ 日本の文化が流行ってきており、昔はなかった日本食も広まりつつある。

オーストラリアの若者はかなりアートに興味があります。新型コロナウイルスの影響で強制隔離が行われた期間に、若者たちがアートにより興味を持ち始めたと思います。今では自分で絵を描いたり、音楽を作ったり、バンドを組んだり、ファッションアイテムや服を作ったりと、何かを生み出すのがとても流行っています。

僕の住んでいる地域はほかのシドニーの地域と比べても多様な人が住んでいるので、「夜中に出かけてみんなでパーティー」というより、それぞれがみんな近しい友だちと遊んでいる感じです。物価高のせいもあり、夜友だちと出かけるお金の余裕もない感じです!

パブ

ビール1杯10AUD〜(940円)

ヴィンテージショップ

4AUD〜25AUD(376円〜2350円)

シドニーにはこんな感じで古い小物を売っているヴィンテージショップがたくさんあります。土日は公園でマーケットもやっています。このヴィンテージショップではポケモンカードが売っていました!

ハイキング&海

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ボルダリング

1回25AUD(2256円)

みんなで遊ぶときは、ディナーパーティー(そこまで飲まない)をしたり、パブで酔っ払ったり、一緒に映画を観たり、お昼にカフェに行って一緒に食事したり、美術館に行ったり、そこまで大きなことはしてないと思います。

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大きなイベントといえば、シドニーの冬時期には多くの若者がヨーロッパへ行き、夏旅行を楽しみます。あと、ビッグアーティストのライブイベントに行ったり、知り合いの美術展に行ったり……。ですが、シドニーはマジで何でも高すぎなので、出かける人は本当に少なくなってきています。シドニーは現在冬で、夜はかなり寒い気温が続き、雨も多いので、レストランもガランガランです。僕が働いているレストランも、お客さんがだいぶ減っていまーす。

夜の人通りはこんな感じで少ない

Sydney Tips

✔︎ アウトドアアクティビティが充実している。
✔︎ パブで飲む場合、1杯最低でも10AUD(940円)ほど。

おすすめの時期は?

やっぱり春から夏の時期が一番いいです。オーストラリアといえばやっぱりビーチだから、暑い時期に来た方が楽しいと思います! オーストラリアも暑いけど、日本みたいにジメジメした暑さではなく、湿度が低めの暑さで比較的過ごしやすいです。

バジェットは?

明確に言うのが難しいけど、物価が高いので毎日外食したり買い物したりするなら、宿泊費込みで1日320AUD〜426AUD(約3万〜4万円)くらいあるといいと思います。宿泊費が一番のポイントで、Airbnbでも夏時期は安くて1日2万円くらい。もし長く滞在するなら、Airbnbよりもシェアハウスを利用した方が安く済むと思います!

Sydneyでの生活はどう?

気に入っているのは多様性があるところ。オーストラリアには色んな人種の方が住んでいるから、さまざまなことを学べます。それぞれのカルチャーが混ざり合っているから、ルールみたいなものも薄い気がします。あと、色んな人種の方が住んでいるおかげで外食が色々楽しめるし、おいしいです。

取材協力&Text:James
Edit:那須凪瑳

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Beyond magazine 編集部

“ユースカルチャーの発信地“をテーマに、ユース世代のアーティストやクリエイター、モノやコトの情報を届けるWEBマガジン。
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