2023年の私のベストバイはCassina(カッシーナ)のガラスローテーブル。THEODORE WADDELL氏によるシャープなデザインが特徴的です。ヴィンテージショップで見つけたお気に入りのアイテムです。
琉花/luka
モデル/写真家。1998年、東京生まれ。モデルとして、モード誌、ビューティー誌、ライフスタイル誌をはじめ、CM、広告、MVなどで活躍中。15歳から本格的に写真を撮り始め、個展『VOYAGE 2014-2017』、『VOYAGE-Iceland 2019-』を開催。アパレルの広告やZINEの製作など、写真家としても意欲的に活動中。2024年2月、アパレルオンラインストア VOYAGEをオープン。
Instagram:@tokyodays_luka
Official Site:etrenne.com/model/luka.html
VOYAGE:https://wear-voyage.com/
VOYAGE Instagram:@wear_voyage
モデル/写真家・琉花のBEST BUY 2023
新居に引っ越すにあたって、ローテーブルを探していました。候補になったのはイサム・ノグチのPrismatic Tableと、こちらのCassinaのガラステーブル。
迷った末、ラグがよく見えるという理由でCassinaのガラステーブルに決定しました。このラグは大好きなモロッコにて購入したもの。モロッコのお皿やラグなどがすごく素敵で、インテリアに合うものを見つけてはついつい購入してしまいます。
実家は60年代の古いコンクリートのビルで、私はハーマンミラーの真っ赤なモジュラーシートに、古いインベーダーゲームのテーブルで学校の宿題をしていた時期がありました。両親は大の家具好きです。海外に出た時に古い電気スタンドや小さめのキャビネットを見つけては、パーツをバラして素手で手分けして持ち帰るなんて工夫もしていました。
そんな両親の元で育ち、日常的に家具の話題が挙がる家に暮らしていたからか、幼い頃から家具は身近な存在で自然と興味も強くなりました。一人暮らしを始めてから少しずつ好きな家具を集め始めていましたが、このガラステーブルはずっと憧れていたので、自分の手に受けることができて本当に嬉しいです。
家には犬がいるのでソファはあまり思い入れが強すぎないものにしていますが、このテーブルは素材的に犬にかじられないのも大きなポイントです。
きっと私はこのテーブルを20年後も使っているだろう、と思います。
家具は、いつか、と思っていても生産が中止になったりしてさらに手が届かないものになってしまう可能性もあります。好みがあるものだと思うので、一概にお勧めはできないけれど、これはうちに来てほしい!! という出合いがあったらその場で決断した方が後悔しないと思うのです。