はじめまして。こんにちは。シンガーソングライターをしています、みらんです。
2023年、自分の大きな出来事として、活動拠点を関西から東京に移しました。はじめてのひとり暮らし、それはそれは、たくさん買い物をした。ただ、そのどれもが生活必需品すぎるし、買った場所は無印かAmazonだし、紹介するほどではないかも、ということで困った。
必需品以外で物欲がない私は、2023年のアルバムをぐいぐい遡り、1月16日。買ってました。買ったことが嬉しくて、何枚も写真を撮っていた。それがこちら、完全ワイヤレスイヤフォン「Powerbeats Pro 」。その魅力について語れること、嬉しい!ぜひ最後まで読んでね。
みらん
1999年生まれのシンガーソングライター。包容力のある歌声と可憐さと鋭さが共存したソングライティングが魅力。約1年9ヶ月ぶりの新作アルバム『WATASHIBOSHI』を2023年12月13日にリリース。
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シンガーソングライター・みらんのBEST BUY 2023
beats「Powerbeats Pro」3万3800円
Powerbeats Proは2019年に発売された製品で、Beatsでは初の完全ワイヤレスイヤフォン。Beatsの売りである、シンプルでスタイリッシュなデザインは変わらず、特徴としては耳から決して外れないようにイヤーフックがついていること。耐汗、耐水仕様で、充電はLightningケーブル。そのバッテリー機能がすごく、最長9時間の連続再生ができ、充電ケースを併用すれば24時間以上再生可能。最後にやはり、抜群の音質。広い空間で、音の粒を感じられます。
近頃はさまざまなイヤフォンが登場し、街行く人の耳がカラフルに、ユニークになる中で、iPhoneの純正イヤフォンしか使ってこなかった私は、純正イヤフォンこそ良質、基準、おしゃれ、正義、みたく思ってました。半年に一回くらいのペースで不意に線がちぎれて聴けなくなるけれど、そのたびにまた同じのを買っていました。ほんとうに安い。最高。
2023年のはじめ、その日神戸でライブがあった私は、いつも通りに壊れてしまったイヤフォンを買い換えるため、三宮のヤマダ電気に向かいました。どうせ純正イヤフォンを買うのだけれど、まあ色々見てみるか、とイヤフォンコーナーをぶらついていたところ、近づいてきた店員さんのめちゃめちゃ優しい笑顔にやられた私。するりとPowerbeats Proをおすすめされ、くるりと装着。あまりにフィット。即買いでした。それから1年愛用した今、改めて、私なりのお気に入りポイントを紹介しますね。
いちばん気に入ってるのは、耳へのフィット感。耳が小さい私にとって、インナーイヤー型もカナル型もハマりきらず、すこし大げさな動きをするとすぐ外れていました。
Powerbeats Proはカナル型に加え、イヤーフックが耳の裏に引っかかることで、もう絶対に、外れないんです。立ったり座ったりする、日常のちょっとした動作へのストレスが随分減ったことが快適でうれしかった。
買った日に嬉しくて撮った写真
使用者のレビューを見てみると、大きいケースが難点としてよく挙げられているけれど、私はたっぷり充電が出来て助かるし、何よりその存在感ゆえに失くさないのがありがたい。ノールックでかばんに手を突っ込んでも、すぐにいて、がっしり掴める。ケースを開く時のモーションは、プロポーズで指輪の箱を開ける時のそれと全く同じで、いつも密かにうふふとなってます。
Powerbeats Proを使うようになってから、自分の耳が自慢気なもんで、よく人の耳も見るようになりました。電車の中なんかは特に。みんな違うイヤフォンをつけていて、面白い。フィットするイヤフォンを身につけることは、騒がしい大都会で自分を見失わないようにする、ひとつのお守りであり、完全にファッションだなあと思います。
自分らしさを兼ねた生活必需品が私の2023年ベストバイでした。
Text:みらん
Edit:白鳥菜都